人類の進化
先史時代といえば、打製石器を用いて狩猟採集生活を営んでいた時代(旧石器時代)のことを指す。具体的には、”歴史より先の時代のこと”なので記録の残される前の歴史=文字が生まれる前の歴史を指す。
まず、氷河期があけてから登場したとされる世界最古の人類が「猿人」である。
猿人とは約500万年前のアフリカ各地に生息していたとされる直立二足歩行をする人類で、中には簡単な打製石器(礫石器)を使っていたものもいたとされている。有名なのが歴史を始めて最初に覚える一番長いカタカナ語の「アウストラロピテクス」だ。「南の猿」という意味である。
僕も最初に覚えられたときは少し感動を覚えたなぁ・・・笑
他にもホモ=ハビリスというタンザニアで見つかった猿人もいる。
次に発見されたのが「原人」である。約180万年前にアフリカからヨーロッパ、東南アジアに生息地を拡大し、初期的な打製石器であるハンドアックスや火、言語を用いた人類と言われている。
ここで重要なのは、やはり言葉を使用し始めた、という点だ!!すごい!言語の発明に際して何があったのかについては学者により見解が違うため、ここでは深く触れないが、こういうところで想像を膨らませられるところが世界史の面白さでもあるね。
有名な原人といえば、北京原人とジャワ原人だ。どちらも火を使っていた痕跡が残っている。「原人=火」のイメージは持っておくといいかも。
その次に発見されたのが「旧人」である。20万年前にヨーロッパから西アジアのあたりで精神文化を発達させて死者を埋葬し、剥片石器を使用した人類と言われている。旧人は寒さに強い!毛皮のコートを身に着けてたから。
旧人が原人と違うのは、死者を埋葬していたという点だ。ここから神や宗教などといった精神文化が始まったとされている。埋葬の形態にも変化があり、初期は土葬だったが途中から、手足をたたみ胎児のような格好で屈葬したそうだ。
有名な旧人といえば、やはりネアンデルタール人だ。剥片石器という石を薄く剥いで、鋭利にした石器が用いられていた。
特定の民族現れる前では最も新しいのが、その名の通り「新人」である。4万年前にアメリカ大陸を含む世界全土に姿を現し、骨角器を用いたり、洞穴絵画を残したりした人類だ。
センター試験でよく出されるポイントとしてあまりにも有名なのが、この洞穴絵画だ。有名な遺跡が二つある。
有名な新人は、クロマニョン人、周口店上洞人だ。クロマニョン人は弓矢を発明した。
まず、氷河期があけてから登場したとされる世界最古の人類が「猿人」である。
猿人とは約500万年前のアフリカ各地に生息していたとされる直立二足歩行をする人類で、中には簡単な打製石器(礫石器)を使っていたものもいたとされている。有名なのが歴史を始めて最初に覚える一番長いカタカナ語の「アウストラロピテクス」だ。「南の猿」という意味である。
僕も最初に覚えられたときは少し感動を覚えたなぁ・・・笑
他にもホモ=ハビリスというタンザニアで見つかった猿人もいる。
次に発見されたのが「原人」である。約180万年前にアフリカからヨーロッパ、東南アジアに生息地を拡大し、初期的な打製石器であるハンドアックスや火、言語を用いた人類と言われている。
ここで重要なのは、やはり言葉を使用し始めた、という点だ!!すごい!言語の発明に際して何があったのかについては学者により見解が違うため、ここでは深く触れないが、こういうところで想像を膨らませられるところが世界史の面白さでもあるね。
有名な原人といえば、北京原人とジャワ原人だ。どちらも火を使っていた痕跡が残っている。「原人=火」のイメージは持っておくといいかも。
その次に発見されたのが「旧人」である。20万年前にヨーロッパから西アジアのあたりで精神文化を発達させて死者を埋葬し、剥片石器を使用した人類と言われている。旧人は寒さに強い!毛皮のコートを身に着けてたから。
旧人が原人と違うのは、死者を埋葬していたという点だ。ここから神や宗教などといった精神文化が始まったとされている。埋葬の形態にも変化があり、初期は土葬だったが途中から、手足をたたみ胎児のような格好で屈葬したそうだ。
有名な旧人といえば、やはりネアンデルタール人だ。剥片石器という石を薄く剥いで、鋭利にした石器が用いられていた。
特定の民族現れる前では最も新しいのが、その名の通り「新人」である。4万年前にアメリカ大陸を含む世界全土に姿を現し、骨角器を用いたり、洞穴絵画を残したりした人類だ。
センター試験でよく出されるポイントとしてあまりにも有名なのが、この洞穴絵画だ。有名な遺跡が二つある。
- 北スペインのアルタミラ(1879年に発掘)
- 南フランスのラスコー(1940年に発掘) ★フラスコーで覚えた笑
有名な新人は、クロマニョン人、周口店上洞人だ。クロマニョン人は弓矢を発明した。
1万年前に気候が温暖になり、新石器時代が到来→狩猟採集中心の獲得経済から農耕牧畜の生産経済へ移行していく。
・西アジアで麦の栽培が始まる。ジャルモ、イェリコなどの遺跡が有名である。
*初期の生産経済では、雨水に頼る略奪農法や乾地農法が主流だったが、時代が進むにつれ川から水路を引いてきて農業をする灌漑農業が広まっていった!
*灌漑農業には水路作りなど大規模工事が必要不可欠だった。
故に、リーダーが出現!→権力や富が集中→階級や神の考えが生まれる→神殿を中心とした都市国家が成立!という流れから、都市国家は築かれていった。
・文明の大きな特徴は金属器(青銅器)、文字の使用である。
・西アジアで麦の栽培が始まる。ジャルモ、イェリコなどの遺跡が有名である。
*初期の生産経済では、雨水に頼る略奪農法や乾地農法が主流だったが、時代が進むにつれ川から水路を引いてきて農業をする灌漑農業が広まっていった!
*灌漑農業には水路作りなど大規模工事が必要不可欠だった。
故に、リーダーが出現!→権力や富が集中→階級や神の考えが生まれる→神殿を中心とした都市国家が成立!という流れから、都市国家は築かれていった。
・文明の大きな特徴は金属器(青銅器)、文字の使用である。